• 各校入学生代表
  • 東京ベルエポック製菓調理専門学校
    パティシエ・調理師Wライセンス科

    望月 琳太郎

 本日は、私達 新入生のためにこのような素晴らしい式を挙げて頂き、誠にありがとうございます。滋慶学園グループの新入生として、この日を迎えられた事に大きな喜びを感じると共に、これから始まる新しい環境への希望や期待に満ち溢れています。

 私は将来、食分野の職業に就く事が夢であり、夢を実現させるため、東京ベルエポック製菓調理専門学校の入学を志望しました。

 食分野への進路選択のきっかけとなったのは、母の手料理です。

 私は中学・高校時代の6年間、ラグビーに打ち込んできました。ラグビーというスポーツはタックルなどによって激しく相手と体をぶつけ合う競技です。試合中は特に激しく体をぶつけ合うので、怪我をしてしまうリスクがあります。そのリスクを減らす為には、体づくりが欠かせず、日々の食事がとても重要になります。

 私がラグビーにしっかりと取り組めるように、母は仕事や家事が大変な中、いつでも私の事を考えて料理を作ってくれ、食事のサポートをしてくれました。

 ラグビー部でキャプテンを務めていた私は失敗や思い通りにいかない事も沢山あり、落ち込むこともありましたが、そんな時も母の手料理で支えられました。

 ラグビー部の友人のほとんどがラグビーを続けるために大学へ進学しますが、私はこの経験がきっかけで料理の世界に憧れを持ち、自分も誰かを支え、笑顔にできる料理を作りたいと思うようになり、食分野への進学を決意しました。

 東京ベルエポック製菓調理専門学校のオープンキャンパスでは、失敗を恐れない雰囲気、分からない事は分からないと聞ける雰囲気が感じられました。なによりも先生方の料理への想いや作っているときの姿勢に心を打たれました。そして私たちが緊張しないようにリラックスできるような環境で、とても感動しました。

 体験実習で作った料理はとても1人では作れないとは思いましたが、先輩方のサポートや雰囲気に感化され、自分自身も失敗を怖がる事なくチャレンジした結果、素晴らしい料理になった事がとても印象に残っています。

 入学してから3年間、楽しいことばかりではなく、苦労して壁にぶつかる事もあると思います。しかし、そこで挫けるのではなく、様々なことにチャレンジ精神をもって取り組んでいきます。時には厳しく、時にはあたたかいご指導をくださいますよう、よろしくお願いいたします。

 私は、東京ベルエポック製菓調理専門学校のパティシエ・調理師Wライセンス科の1期生として、製菓と調理の両方の技術を最高の環境でしっかり学び、自分の夢に近づけるように仲間とともに、全力で取り組んでいく事をここに誓い、入学の言葉といたします。