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  • 東京医薬看護専門学校
    バイオデータサイエンス学科

    波木 拓真

 私が高校2年生だったとき、母の紹介で初めて東京医薬看護専門学校のことを知り、くすり総合学科のオープンキャンパスに参加しました。もともと薬剤師を目指しており、医薬系の学校ということで興味を持ちましたが、オープンキャンパスの際、先生からバイオデータサイエンス学科が新しくできると紹介されました。パソコンなども好きで、最先端の仕事ができると聞いたため、この学科に興味を持ち入学したいと思いました。

 入学前の実技特待生講座では、パソコンを使った操作や、ヒトの細胞のコピーミスやその影響などについて学びました。最初こそなかなか内容が理解できなかったところもありましたが、わからなかったことを先生に積極的に聞くことで、内容を理解できるようになり、もっと話を聞きたい、学びたいと思うようになりました。実技特待生の講座で学んだことを入学後に活かせるようにしていきたいです。

 人のDNAからガンになる確率やどんなガンが発生しやすいのかを調べることができるということを知り、とてもすごいと思いました。また、ガンは日本人の死亡原因のなかでもかなり多いもので、その対策ができることから今後バイオデータサイエンスは必要とされるはずだと思いました。近年私たちの生活に大きな影響をもたらした新型コロナウイルスにも対策ができるようになるかもしれません。

 バイオデータサイエンスについて、最初は情報系の能力と科学系の能力を使う仕事くらいにしかわかっておらず、オープンキャンパスや実技特待生講座に何度も参加してどのようなものかを理解することができました。高校の先生や、中学校の先生に何を目指すか聞かれた際、バイオデータサイエンスを目指していると答えると、ほとんどの先生が全く知らないと言っていました。まだ世間ではあまり馴染みのない仕事ですが、新しい分野の仕事をできるのはとても嬉しく、楽しみでもあります。この学校で様々なことを学び、社会に貢献できるように頑張りたいと思います。

 入学してからの4年間、途中で行き詰まるようなこともあると思います。しかし、解決方法をうまく探し、ときには家族や先生、クラスメイトの力を借りて、困難を乗り越えていきたいと思います。

 私は東京医薬看護専門学校の新入生として、日々の努力を怠らず、仲間とともに精進してゆくことをここに誓います。